ポインセチアとクリスマスはなぜ?

公開日:  最終更新日:2016/01/03

ポインセチア_01
クリスマスには、クリスマスツリーとクリスマスリース

窓辺には、真っ赤な花が美しい“ポインセチア”を
飾る方も多いのではないでしょうか。

この季節になると、街角のお花屋さんの前には、
本当に美しい沢山の“ポインセチア”が並べられますね。

しかし、どうしてクリスマスに“ポインセチア”なんでしょう

また、クリスマスが終わったらどうすればいいのでしょう。

美しさは長く持つのでしょう。

そういった疑問にお答えします。

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ポインセチアとクリスマスはなぜ?

真っ赤な花のような苞葉(上の葉)と、綺麗な濃緑色の
下の葉のコントラストが見事で、欧米では
クリスマス・フラワー」と呼ばれだして、
100年程の歴史があります。

特に、クリスマスに由来がある訳でもない“ポインセチア”
がクリスマス用として重宝されたのには以下の理由が
あります。

19世紀、アメリカの駐メキシコ大使が、メキシコに自生
していたこの植物を発見し、アメリカに持ち帰り園芸化
しました。

初めてこの植物を見た人々は、この色彩に宗教的な
意味合い(キリストの血の色である赤を飾る習慣)と
捉えたのでしょう。

なお、このアメリカの駐メキシコ大使の名前(ポインセット)
に、ちなんで、“ポインセチア”と命名されました。

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また、日本には明治時代に渡来していますが、一般的に
流行し始めたのは近年になってからのようですね。

私は知る限り、30年ほど前からのようです・・・

 

クリスマスが終わったら?

私も育てたことがあり、お正月になったら枯れてしぼんで
いたので、こう思い込んでいました。

“ポインセチア”は、「クリスマスの時期にだけ咲く花なんだ」と。

だいぶ経ってから、このことが間違いだと気付き悲しくなった
記憶があります。

答えからいうと、クリスマスが終わっても捨てることはないです。
育て方次第では、しっかりと何年も育ってくれる植物なんです。

なんせ、メキシコという国(行った事はないので気象庁調べ)
は、寒暖もありますが、日本と比べ年間を通してかなり暖かい
国です。

その暖かい国に「自生」しているような植物ですから、寒さには
弱いようです。

冬の季節は、窓辺の日当たりの良い場所に置き、夜は部屋の
中央へ移動するなど、寒さから守ることが大事です。
ただし、暖めたいからといって、暖房の風があたるような場所
はやめてください。葉っぱが乾燥して枯れてしまいますから・・・

手入れがよければ、4月頃までキレイな赤が楽しめます。
外が暖かくなったら、屋外に出して日光を十分に当ててあげて
ください。

イキイキとして少し大きくなったポインセチアが、
次のクリスマスも彩ることでしょう。
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まとめ

意外と知られていないポインセチアですが、云われや歴史を
理解して改めて観ると、なんとなく愛おしさも感じるのは、
私だけでしょうか。

今年もクリスマスには、リビングの出窓に飾ろうと思います。

 

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