子どもの進学や就職などで、家を出る機会に家のなかや部屋を
整理するとき“ぬいぐるみ”の処理に困りませんか？

ゴミとして出すのも忍びない気持ちもありますよね。

ぬいぐるみを捨てるとき供養しないとダメとも聞いたことあるけど、
本当にそうなのか？

処分の考え方を３つに分けて解説します。

ぬいぐるみの処分の考え方

子どもが生まれてから、沢山の思い出とともに“ぬいぐるみ”も
大事な思い出のひとつです。

家族旅行やお出かけのとき、いつも連れて行き、小さいときの写真
には必ず一緒に写った“ぬいぐるみ”もあると思います。

しかし、子ども（特に娘さん）が大きくなり、進学や就職などで、
家を出るようになると、子ども中心であった家のなかや部屋を整理
するときに、処分に困るのも事実です。

UFOキャッチャーや景品で集めた“ぬいぐるみ”など、あまり愛着が
ないものはともかく、いくつかの愛着のあるものをゴミとして処分
するのに気が引けるのは誰にもあることです。

では、処分の際の考え方を３つに分けてご提案します。

１．仕分け処分型（ハイブリッド型）

まず、想い出と共に「思い入れがあるもの」と「そうではないもの」
に『仕分け』を行います。

■思い入れがあるもの
このなかで、特に思い入れが強いものも処分すべきか、もう一度
考えてみましょう。

この際、すべて処分することに決めていて、ゴミとして処分する
ことが忍びないという気持ちがあれば、近くの神社やお寺に相談し、
「供養して頂く」ことをお願いします。

相談は、電話で大丈夫です。
ネットでは、有名どころの情報しか掲載されていないので、参考
までにして、まずは近所の神社やお寺に電話することをお勧めします。
多くのところでは、請けて頂けると思います。

その際の金額についても聞いておくと持参したときに安心です。
大きなところでは、料金が決まっているようですが、そうではない
ところでは「お気持ちでいいです」と言われますので、供養して頂く
総量でも異なりますが、中型のダンボール１個で、３千円ほどを封筒
（葬儀用）に入れて持参します。

■思い入れがないもの
お住まいの自治体でも多少異なると思いますが、一般的には「可燃物」
として『ごみ収集袋』に入れて、回収日に出します。

もともと思い入れもなく、長い間おもちゃ箱やダンボール箱に入れたまま
の状態が多かったものですので、悩まず捨ててしまいます。

２．思い切り処分型（エイヤー型）

引越しもあるなどで、すべてを思い切りたい場合には、この際思い切って
目をつぶり、エイヤー！っと処分しましょう。

お住まいの自治体でも多少異なると思いますが、一般的には「可燃物」
として『ごみ収集袋』に入れて、回収日に出します。

その際、「今まで本当にありがとう」と声を出してお礼を言いましょう。
出来るだけ家族全員でお礼をしてあげた方がいいでしょうね。

気持ちの問題ですが、あとあとスッキリ晴れ晴れしますよ。

３．里親処分型（リサイクル型）

全部ひっくるめて、里親を探す方法もあります。

近所で、バザーやフリーマーケットが開催されるようであれば、家にある
古着・記念品・贈答品などと共に、ぬいぐるみを陳列します。
その際、ぬいぐるみは「貰ってください」などと書いておくと、結構人を
集めることができます。

また、幼稚園・保育所・乳児院・老人ホームなどの施設でも喜んで引き取る
こともあり、お住まいの社会福祉協議会へ電話してみるのもいいでしょう。

その他、リサイクルショップに持ち込む方法もあります。
タダであれば引き取るところもありますので「お金になるかな」と期待せず
持ち込んでみましょう。
なお、ディズニーなどの人気キャラクラーや、レアものがあれば、いくら
かでもお金になる場合もあります。

■ご注意
里親に引き取って頂く場合、できるだけ“洗濯”してあげてください。

長い間使っていなかった“ぬいぐるみ”は、ほこりやダニの死骸などが付着
していることが多いので、今までの感謝を込めて洗ってキレイな身体にして
新たな里親に迎えてもらうのがいいでしょう。

まとめ

私のウチの場合は、本当に愛着があるものは、家族が集まるリビングの棚に
飾って大切にしています。

すべてを処分する以外でも方法はいくつかあるようです。

最終的には、ご自身の気持ちの問題ですから。

拝