夏の暑さ対策、アパートではどうすればいいの?

公開日: 

221295

真夏のカンカン照りの夜は特に厳しいですが、熱帯夜が何日も続く

時は、寝苦しくて堪らないですよね。

木造2階建てアパートの、2階に住んでる方は、住んだことがない

方には分からないくらいの暑さを経験します。

そこで、私の実体験を基に、夏の暑さ対策をお伝えします。

ご参考になれば嬉しいです。

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暑さの原因は?

暑さ対策を始める前に、まず暑さの原因を探します。

一番暑さが伝わってくる場所を特定することで、対策を最小限度に

留め、特定場所を集中した対策が可能です。

 

木造2階建てアパートの場合、大きく分けて以下の3つに分類できます。

1.窓からの直射型

2.壁からの輻射熱型

3.天井からの輻射熱型

アパートの向き(西や南向き)や、部屋の場所(両端側か中間か)等で

暑さや原因も変わってきますし、全てが原因の場合もあります。

では、分類した原因を1から対策して行きます。

 

1.窓からの直射型

これが、一番多い原因です。

特に、西向きの窓で、西日が直接入る部屋は、一晩中火照っていますね。

対策では、この日差し(特に紫外線)を“遮ること”です。

二重のカーテンは最低限必要なものですが、このカーテンも遮光性が高い

ものの方が効果があります。(薄手でも効果大)

窓の外に“よしず”を貼る(または置く)ことが出来れば、見るからに

涼しさを感じ、効果大です。

私の経験上、一番効果が高かったのは、『紫外線カット・遮熱シート』を

窓に貼ることでした。

自動車の窓に貼ってある黒っぽいシートの家窓版です。

なお、外からは見えないけど、内から外は見えるようになっているので

景色は今まで通りに楽しめます、ご安心ください。

ホームセンターには、いろんなデザインや色のシートが販売されているので、

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一度ごらんください。

2.壁からの輻射熱型

お天気が良い日の夕方、窓の横などの壁に手のひらを近づけ、熱を感じれば

それが輻射熱です。

これは、アパートの構造上の問題も絡んできます。

概ね、外装材と部屋の壁の“あいだ”に、断熱材を沢山入れると、外温度の

影響を受けにくくなり、冬は暖かで、夏は涼しく感じます。
(実際に測定してみると歴然の差です)

しかし、そうだ(断熱材なし)として、大家さんへ工事のお願いに行った

としても、工事を始めてくれる可能性は極めて低いと思います。

そこで、壁の二重化をお勧めします。

二重化といっても、特殊な工事等は不要です。

押入れに布団などを入れるときに、使う“すのこ”を使用します。

このすのこを、壁に敷き詰めて、その上からベニア板を張り付け

ます。

これだけで十分効果が発揮され、翌日から悩みが少し解消されます。

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3.天井からの輻射熱型

屋根が、瓦かスレートなのかでも、暑さが異なりますが、やはり天井と

屋根の間に、十分な断熱材が必要です。

そこで、この場合どうすればいいか?

大きくて薄い“布”を数枚用意し、天井に撓ませるように、画鋲などで

留める。

 

個人的にはパステルカラーの布の方が、見た目も良く涼しく感じられます。

これで、頭の上から襲ってくる熱源が多少は減ることでしょうね。

また、扇風機などの風により、天井の布が、ゆらゆら揺られて、

何かしら、海の中にいるように感じられ、扇風機だけでも効果が

あります。

まとめ

熱帯夜とは、夕方から朝までの最低気温が「25℃」以上の夜の

ことです。

クーラーがあれば、出来るだけ細目に調整しながら、夏を乗り切ら

れてください。

 

 

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