梅雨時もアレルギーで鼻水がとまらない!なんで?

公開日:  最終更新日:2016/03/31

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杉やヒノキによる花粉症の症状が和らぐ、梅雨の季節。

毎日雨ばかりでうっとうしいけど、やっと“くしゃみ”や“目のかゆみ”
そして“鼻水”から解放される!

と思っていたら・・・

雨で花粉の飛散が激変するハズなのに花粉の症状(鼻水)が止まらない
などを解説します。

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原因について

梅雨や雨の日は、一般的には花粉症の症状や原因物質(※アレルゲン)
の空中への飛散や浮遊が少ないとされ、時期的にも杉やヒノキの花粉は
少なくなります。

※アレルゲン=アレルギー症状を引き起こす原因となるもの

また、その他のアレルゲンも雨により沈下安定するので、確かに空中の
存在自体が少なくなります。

しかし、花粉症と同じようなアレルギー症状を起こすアレルゲンは、
人(個人ごと)により影響度や症状が異なります。

それは、花粉と同じような超微粒子が呼吸により体内に入り込もうとする
時、人は自己防衛本能から排出・防御しようとするヒスタミン等の抗体が
活動を活発化させようとする反応(機能)を持っているからです。

この反応が過剰過敏になったりアレルゲンの刺激により“くしゃみ”や
“目のかゆみ”そして“鼻水”等になって異常反応があらわれます。

なお、杉やヒノキの花粉以外にもアレルゲンとしては、イネ・キク科等の
花粉類から、黄砂・カビ胞子・ダニ・排気ガス・ほこり・ハウスダスト
等と多岐にわたります。

このように空気中に存在する様々なアレルゲンがあれば、梅雨や雨天にも
関わらず、時期や場所によってアレルゲンは変化します。
このことにより、免疫や耐性の弱い方に症状があらわれることがあります。

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対策について

上記の原因を考えると、以下のようなの対策がみえてきます。

1.部屋の掃除

これが、重要で最大の対策です。

私の場合もそうでしたが、室内の空気の入れ替えなどで窓を開けた際、
部屋の至る所、隅々まで花粉が蔓延しています。

フローリングの床であれば、板と板の間の隙間にビッシリと蓄積して
おり、歩くたび・ドアの開け閉め等でもに空中に浮遊してきて、梅雨の
時期でも関係なく、症状があらわれます。

2.帰宅時の心得

外出時の衣類や毛髪に付着した花粉などは、玄関前で良く取り除いて
室内に持ち込まないことが大事です。

特に、花粉が多い時期に着ていたコートや上着など、衣服にかなりの量の
花粉が付着していることが多いのが実状です。

雨の日の室内でも症状が出る方は、クリーニングに出す・洗濯をする等
花粉を一掃することが必要です。

3.外出時の心得

外出の際、症状が酷い場合は、梅雨の季節でも花粉症対策のマスクを
利用しましょう。

変に思われても、辛い症状には勝てません。

4.室内での心得

上記1の掃除のあとでも、症状が出る場合は空気清浄機の利用をお勧め
します。
注意点としては、24時間の使用タイプのものであることと、フィルター
の清掃はこまめに行うことです。

これから購入される場合は、本体価格だけではなく、電気代やフィルター
等の消耗品代のコストを考えて選択されてください。

また、加湿器も効果があります。
室内で浮遊しているアレルゲンを加湿により質量を重くして沈下させる
効果を持っています。

まとめ

おおまかな原因と対策を記載しましたが、アレルゲンには個人差があり
ますので、一度クリニックで「アレルギー検査」をされることをお勧め
します。

また、以前「アレルギー検査」をしたときは、反応(アレルゲン)が
無かった方であっても、症状がでるのであれば再検査をお勧めいます。
体質は急に変わることもありますので。。。

この辛い症状が、一日でも早く緩和し、解消出来るよう参考になれば
幸いです。

 

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