子どもの救急相談はどこに?小児科って何歳まで?
子どもって、さっきまで楽しそうに遊んでいたのに、急に静かに
なったと思ったら、グッタリしている。
お熱を測ると驚くほどの高温でオロオロしてしまった。。。
などの経験をお持ちの方、実は多いんですよね。
そんなときに相談する信頼できる窓口があれば助かるんだけど。
また、子どもが掛かる病院の診療科は「小児科」ですが、何歳まで
受診できるの?
以外と知られていない疑問にお応えします。
子どもの救急相談はどこに?
まず、子どもの救急については、大きく3つに分類されます。
1.信頼できるサイトで調べたい
夜間などの急な発熱などの症状で、病院へ連れて行った方がいいのか
まずは、ネットで調べたいが、信頼できて書かれている言葉や内容が
分かりやすいサイトを知りたい。
そんな場合は、迷わずココです。
ココのサイトの特徴は、国の外郭団体である“公益社団法人”が
「小児救急医療受診者を減少させる」目的で立ち上げたサイト
なので、信頼性は1番高く、またユーザー(お母さん)目線で
設計されて、難しい専門用語などもなく、非常に分かりやすく
作られています。
慌てる前に、一度このサイトを見ていた方が良いと思います。
2.急病で判断に困った場合
国(労働厚生省)が運営している機関へ“電話で相談”します。
「小児救急でんわ相談」という窓口で、日本全国統一の短縮番号
『#8000』の5桁の番号をプッシュするだけで掛かります。
なお、これは携帯電話からも繋がります。
これは、休日や夜間におこった急な子どもの病気への対処や、
病院の診療を受けた方がいいか等の判断に迷ったときに相談
できるものです。
『#8000』をダイヤルすると、お住まいの都道府県の相談
担当者へ自動転送され、小児科医師や看護師から適切な対処の
仕方や、受診する病院などのアドバイスを受けられます。
詳細を知りたい場合は、厚労省のサイトをご覧ください。
3.命に関わる事故や病状
この場合は、迷わず“救急車”を呼びましょう!
電話で『119』をダイヤルし「救急をお願いします」と伝え、
症状を出来るだけ正確に話て、相手の指示に従います。
特に、意識が無い、または呼びかけにも反応しないなどは、
一刻を争う場合もありますので、迷わず電話してください。
小児科って何歳まで?
小児科って、何となく「子どもの内科」のイメージはありますが、
何歳から何歳まで受診できるのでしょう?
答えから言うと・・・
まず、法律では診療科の名称が決まっているだけで、内容や
年齢の制限もないのが現状です。(驚くことに真実なんです)
そこで、医学会での認識になる訳ですが、
これもキッチリとした記述がなく、(日本人得意の)あいまい
な表現で「新生児から思春期(15歳位まで)」を対象にしています。
じゃあ、高校生になったら今まで長く治療していたものを別の
診療所(内科)へ移さないといけないか?とは言えないものも
ありますので、当然ですが治療を受けている医師へ相談される
べきかと思います。
その他として、例えばインフルエンザのワクチン等の予防接種に
ついては、年齢に関係なく小児科へ受診できます。
まとめ
ネット情報は、意外とウソの情報が多く、専門家のサイトでは、
専門用語が多く、知りたい情報がわからない。という声を
多く聞きます。
今回ご紹介したサイトや電話番号は広く知っていていただきたい
内容ですので、お知り合いなどにシェア(FaceBookやTwitter等)
していただければ幸いです。
拝
Your Message