インフルエンザと風邪の違いは?
毎年冬の寒い季節になると、大流行するインフルエンザ。
感染すると学校や会社など大勢がいる場所に行くのも制限
されます。
しかし、熱っぽく咳や鼻水が出て、風邪の症状の場合には
「これって風邪?インフルエンザ?」と考えてしまいます。
病院に行って、インフルエンザの検査を受ければどちらか
分かるんだけど、今日は絶対に休めない日で、病院に行く
時間もない。
さて、この場合どうすればいいのでしょうか?
インフルエンザと風邪の違いって何でしょう?
両者の見分け方と共に比較してみました。
インフルエンザと風邪の見分け方
インフルエンザと風邪を見分ける症状の違いや対処法を
ご紹介します。
インフルエンザ
【症状と特徴】
多くの方は、高熱・強い悪寒・頭痛・筋肉痛などの症状に
“突然”襲われ、急激に発病します。
また、発熱後には全身に関節痛や倦怠感などが発生します。
その他として、食欲不振・全身の痛み・目の充血・ズキズキ
するような頭痛が特徴です。
個人差により、高熱の前に咳やだるさ・吐き気・腹痛が
先行したり、高熱が出ないこともあります。
熱に関しては、38℃以上の39~40℃になる方が多く、高齢者
などの体力・免疫力が弱い方は高熱が出ず、37.5~38℃の
場合もある。
風邪
【症状と特徴】
普通の風邪は、鼻水・咳・くしゃみ・のどの痛み等の症状が、
ゆっくりと徐々に重たくなってきて、悪寒も少なく、関節痛
など全身症状が無いという特徴があります。
また、インフルエンザと比較すると、微熱などの軽い症状
です。
熱に関しては、37.5℃前後で38℃までが大半である。
インフルエンザと風邪の治療法
インフルエンザ
インフルエンザウィルスに対する特効薬(リレンザ・タミフル)
を、発病後48時間以内に服用すれば効果が高い。
服用が早ければ早いほどウィルスの増殖を抑えるので症状が
軽くて済む場合がある。
風邪
身体を暖かくしたり、温かい飲み物を飲んで発汗することで
治ることが多い。
かかり始めの初期は、うがい・睡眠・水分補給・保湿・保温
ビタミンDなどが効果的である。
なお、“抗生物質”は細菌には効果があるが、ウィルスには
無効である。
単なる風邪の時に抗生物質を服用すると、身体に耐性菌を
増やすことになる。
まとめ
この季節で、恐ろしいのは、やはりインフルエンザです。
しっかりと予防をおこない、かからない方法を繰り返し
読んで参考にしてください。
拝
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