「ハロウィン」って聞くと何となく楽しい気分になりますよね

カボチャ・魔女・仮装・パーティ・お菓子がもらえる・・・等

のイメージと共に、日本の秋のイベントとして定着しています

では、この「ハロウィン」のイベントを子供会でやる際の

必要なことを確認してみましょう。

ハロウィンのイベントの日程は？

周りの方に「ハロウィン」っていつなの？

と聞いても明確に答えれる方は少ないのではないでしょうか。

では、ちょっとだけウンチクを見てみましょう。

【ハロウィンの日】

本来、外国では宗教的な起源によるハロウィンは決まっていて

毎年『１０月３１日』です。

曜日は関係ありません。

例えば、クリスマスの日は１２月２５日であり、前日の２４日

が、クリスマスイブになることは、皆さん良くご存じですよね。

ハロウィンもこのクリスマスの考え方と似ていて、

１１月１日は「万聖節（諸聖人の日）」（聖人と殉教者を記念

する日）となっていて、カトリック教の祭日にあたります。

また、「冬が来たことを告げる」日とされています。

ハロウィンは、この万聖節（ばんせいせつ）の“イブ”前夜祭

としてのイベントなんですね。

なお、翌１１月２日は「死者の日」であり、亡くなった方を

忍ぶ日とされています。（日本のお彼岸に似てますね）

さて、子供会としてのイベント開催日を考えてみましょう。

会場の空き日程も考慮する必要はあると思いますが、前述の

ような意味合いなので、出来る限り１０月中に行うことを

お勧めします。

商業施設やテレビも含め、街中がハロウィン一色の状況の方

が、子ども達はもちろん、ママパパも楽しめると思いますよ

１２月２５日を過ぎて行うクリスマスパーティでは、何か

盛り上がりませんよね。（笑）

ハロウィンのイベント内容は？

ハロウィンのイベントは全国の子供会で

企画して運営されています

しかし、地区内での問題やトラブルも少なくないようです

そこで、出来るだけトラブル無く参加された皆さんが楽しめ

る内容（室内遊びのみ）を参考までにご紹介します

もちろん子供会や自治会の役員さん等と協議していただき

皆さんの合意のうえでのことですが・・・

１．仮装コンテスト

　　１００均店等で購入した「模造紙」や「ダンボール」、
　　色取りどりの「ビニール袋」、「カラーマジックペン」
　　等を準備して、３～５名程度のチームに分けて仮装用の
　　衣装（？）を自由に作ってもらう。〔３０分程〕

　　その後、チーム毎に壇上で「何のテーマで苦労した点」
　　等を発表させたのち、参会者全員に投票してもらい順位
　　を決めて、表彰する。〔３０分程〕

　　優勝チームから賞品（お菓子以外の安価なおもちゃ）を
　　渡して行き、結果的に全員へ賞品を渡す。【計６０分】

　　※優勝チームだけは少々いいものにする方がいいですね

２．お菓子釣り

　　まず、カラフルなビニール袋に小分けしたお菓子（駄菓子）
　　を入れて口を縛り、輪っかを作ったものを、ビニール製の
　　プールの中に入れる。

　　次に、５０ｃｍ程度の棒へヒモとＳ字の金具を取り付けた
　　“サオ”で、仮装コンテストの順番に釣り上げる。〔３０分程〕

３．ハロウィン・カードゲーム

　　オレンジ・黄・白の３色の画用紙等の厚紙を準備。
　　トランプ大のカードサイズにカットする。（前準備でも可）

　　各々の枚数や全数は、参加する人数によって調整する。

　　マジックペンで１枚づつ「カボチャの絵」を書いておく、
　　または、時間にゆとりがあれば子ども達に書いてもらう。

　　《遊び方》
　　
　　３種類の色によって点数が異なることを全員に伝える。
　　（例：オレンジ＝５点、黄＝２点、白＝１点）

　　子供の参加者が概ね１５名以上であれば、仮装コンテスト
　　時のチーム毎に分かれ、その内ひとりに目隠しをしてカード
　　を集める。チームでの声掛けＯＫ。（１分程／チーム）

　　最後に総合点をチーム毎に発表する。〔３０分程〕

　　※カードの枚数や点数は参加人数や年齢によって決める

まとめ

以上は、ホンの一例ですが、参考にしていただければ幸いです。

この３つの内容で約２時間かかり、昼食（お弁当）時間を入れる

と約２時間半になり、概ねドコの子供会でも予定されている時間

内に収まり、トラブルも少ないと思います。

その他にも、沢山ありますが、基本は簡単で大人も子供も真剣

になって楽しめるものとしてオリジナルを増やしてくださいね♪