友人の結婚式へ参加するとき気を付けることは?
お友達からの届いた結婚式の招待状。
学生時代からの友人で、卒業後はSNSと年賀状程度の付き合いに
なってしまったが、気心知れた仲。
さて、“親しき中にも礼儀あり”のことわざにもあるように、
学生時代のノリで失礼がないように気を付けたいと思うけど、
具体的にどうすればいいの??
親しき中にも礼儀あり
まさにその通りです。
学生時代にどれだけ仲が良くて、他人の悪口や愚痴を言い合った
仲であったとしても、『結婚式』という公式の場では、一般的な
マナーと共に、社会人として振る舞うことが大事です。
では、順を追っていくつかの具体的な例を基に解説します。
1.招待状の返信はがき
単なる「参加・不参加」の意思表示だけではありません。
大抵のご家庭がそうであるように、相手先に生涯残る記念の品
であり、相手先のご両親も見られる品でもあります。
参加へ丸付けて、住所・氏名を書いて、ポストへ投函!
でも、悪くはないですが、出来れば「不参加」文字の上に“寿”
と3文字書き入れる。そして、空きスペースに“祝福のコメント”
を書き入れると、最高のメッセージカードとして届けられます。
2.お祝いの連絡と申し出
今でも仲の良い関係であれば、SNSでも良いですが、出来れば
電話で、お祝いの連絡をするのが良いでしょうね。
その際、なにか協力できることはないかと申し出てみましょう。
2次会の準備に力を借りたいと思っているかも知れません。
もちろん、お願いされたら二つ返事で笑顔で受けましょうね。
3.挙式への出席
親族が基本の挙式へ出席を依頼されたら、喜んで出席しましょう。
但し、あくまで“親族”がメインの式です。
いくら良い写真を撮りたいと思っても、新郎新婦が通る通路側や
前列など“一般的に良い席”と思われる席に座ってはいけません。
親族全員が座られ、イスに余裕があり、式場のスタッフ等から
着席を進められた場合にだけ着席するようにしてください。
4.披露宴での挨拶
披露宴会場には、新郎新婦の仕事関係者から親類親族、友人知人
など知らない人ばかりでしょう。
もちろん、相手も同じ思いがあり少々緊張している場合があります。
乾杯の前後で、まずは同じテーブルグループの方々へ自己紹介を
兼ねた挨拶(あくまで新郎新婦との関係がメイン)を行います。
次は、新郎新婦のご両親への挨拶に伺います。
乾杯後であれば、ビールやワインの瓶を持ってお酌を兼ねても
いいですが、手ぶらでの挨拶でもココは失礼ではありません。
5.お酒のマナー
時折、披露宴で泥酔するまで呑み続ける輩を見ることがあります。
正直、これは社会人として最低なマナーです。
また、新郎新婦に無理やり呑ませようとする輩も見受けられます。
たとえ、通常はアルコールに強い体質であっても、これだけ緊張
して数日前から準備して、当日も早朝から起きて睡眠不足の場合
は、酔いのまわりが何倍も速くなるときがあります。
特に新郎新婦は、式の終わりに参列者全員を見送る重要なお役目が
待っています。(ベロンベロンでは成り立ちません)
あまり呑ませないように気遣うことも大事です。
6.写真撮影のマナー
最近特に、スマホで披露宴の写真を撮る方が増えています。
このこと自体が悪いのでありませんが、自撮り棒を使って、新婦を
至近距離で撮る、専属カメラマンの前で写真を撮ろうする(邪魔)
輩も増えています。
式の重要なカットは、専属(プロ)カメラマンが撮るので、競う
必用は全くありませんし、競わないでください。
それよりも、友人のあなたじゃないと撮れないカットや表情を
記録に残すイメージで撮った方がいいでしょう。
ケーキ入刀や、キャンドルサービス等は、プロに任せて、周りの
友人たちの表情などは、後の想い出になることでしょうね。
まとめ
学生時代から親友としての関係だと思っていた、友人が、結婚式の
準備やイベント内容に協力をお願いした結果、お互いに疎遠になった
事例や話が多くあります。
やはり“親しき中にも礼儀あり”の心構えは、固く守って欲しい
ものです。
拝
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