七夕飾りの処分、どうすればいいの?
子どもたちと一生懸命に作った七夕飾り。
いろいろな沢山の願い事を書いた短冊に、色紙で作ったチェーン飾り
などカラフルにデコレーションした七夕飾り。
さて、この七夕飾りは、最終的にどうすればいいんでしょう。
七夕飾りの処分は
子どもたちの願いごとや織姫さま彦星さまの似顔絵などを書いて
吊り下げ、みんなで七夕の唄を歌い、楽しんだ七夕飾りを“ゴミ”
として捨てるのは忍びないし、心苦しい。
そんな思いを持たれるのは、日本人として普通のことだと思います。
本来、七夕飾りは七日の夜に軒先から下ろし、海や川へ流して神様に
持ち去っていただく風習です。
これを“七夕送り”といって日本のあちこちで行っていた行事でした。
しかし、現在はこのような行事を行う(行える)地方も少なくなって
います。
海や川の汚染防止の法律により、規制されているのが現状です。
かといって、せっかく作った七夕飾りだからといって、そのまま
放っておくわけにもいけませんし、お焚き上げ(燃やす)するのも
住宅地やマンションでは無理なことですよね。
残念ながら、お住まいの市町村のルールに沿い、可燃ゴミとして
処分するしかないのが実状です。
ダメ元で、お住まいの自治体へ相談されることをお勧めします。
お勧めの処分方法
子どもたちの気持ちがこもった“七夕飾り”の処分でお勧めの方法が
あります。
それは、「願いごとを書いた短冊」と「それ以外」に分離して処分
する方法です。
〔短冊〕
・近くの神社にお願いして焚き上げていただく
・自分で焚き上げる(広い庭があれば)
・白い紙袋に入れたものを可燃ゴミ袋に入れて処分
〔それ以外〕
・笹の枝とお飾りは単なる装飾なので通常のゴミとして処分
・笹の幹が太くて長い場合は、適度な長さにノコギリで切って
処分する。何か工作や生活で使用できることがあれば残す。
この方法だと、子どもたちも納得することでしょう。
小さな子どもであれば、海や川に捨てることで環境破壊に繋がる
ことの学習にもなります。
まとめ
子どもたちが懸命に作った七夕飾りは、見ているだけで微笑ましい
ものです。
処分前に、子どもたちと一緒に七夕飾りの前で写真に残すことと
短冊は、アルバムに貼り付けて「子どもの成長記録」として
残すことを忘れないようにしてくださいね。
拝
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