引越しの挨拶はどこまで？ポイントは？～戸建て編～

公開日：2015/12/25 最終更新日：2017/01/21

待ちに待ったあこがれの戸建てへの入居。

いろんな課題や問題をひとつひとつ解決しながらやっと
ここまでたどり着かれたと思います。

さて、憧れていた戸建てマイホーム。
生涯住むことになるかも知れませんし、少なくとも長い
年月を過ごす我が家。

そうなるとご近所との付き合い方も大事になります。

良好なお付き合いをするためにも、第一印象は重要です。

では、ご近所のどの範囲まで挨拶をした方がいいでしょう？
また、挨拶に伺うタイミングや時間帯、手土産は？

など、挨拶訪問時の考え方やポイントを、私の経験を基に
お伝えします。

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冒頭でもふれましたが、長い年月を過ごすことを考えると、
やはり地域のなかに溶け込んむ方が良いと思います。

例えば、子どもが学校に行くようになったときや、万が一の
災害発生時、その他緊急事態発生時等など、冷たい関係
よりは困った際に相談できる良好な顔見知りの方が何倍も
心強いのではないでしょうか。

では、本題です。

このようなお付き合いの最初の挨拶は“いつ”が望ましいで
しょうか。

それは、移転先によって３通りあります。

１．住宅地への新築の場合
古くからの住宅地に新築で入居する場合は、施工前に伺うことを
強くお勧めします。

古くからの住宅地では、空き地が売りに出された時点で、
「どんな家が建つのか」「どんな人が入るか」など、うわさが
絶えません。

また、建設が始まると、いろいろな業者が使用するトラックや重機
の騒音、または一時通行止めなどで少なからず迷惑をかけます。

そこで、工事が始まる前に、工事の予定と入居予定を伝えることで
ご近所の方々も安心され、評価も高まるでしょう。

なお、その際は工事責任者（業者）に同行頂くのが良いのですが
無理な場合は、ご主人おひとりでも構いませんので、工事前に行く
ことが大事です。

伺う先は、両隣の家から玄関前の数軒、自治会や町内会、隣組が
あればその会長と組長さんへご挨拶に行きます。
手短に「今日は工事開始のご挨拶で伺いました」を伝えます。

その後は、引越しした日の夕方に、出来る限り“家族全員”で挨拶
に行けば完璧ですね。

２．住宅地への中古物件の場合
リフォーム住宅を購入して入居する場合は、可能な限り、購入が
決まった時に、まず両隣と前面両隣へ伺います。
この時はご主人ひとりでも構いませんので、あらぬうわさが立つ前に
伺うことをお勧めします。

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あなぬうわさとは、以前住んでいた方がどのような方であったかで
違ってきますが、変なうわさが広がる前に“真っ当な人”であること
を知ってもらい、安心して頂くことが重要です。

また、引越し後は、新築の場合と同じく、その日の夕方に、家族全員
で挨拶に伺い、自治会や町内会の会長さんにも伺えば完璧です。

３．住宅団地などニュータウンの場合
新しく開拓された街でまわりは全て新築戸建ての場合は、引越し
した日の夕方に“家族全員”で挨拶に伺うのが良いでしょう。

区域にもよりますが、両隣と玄関前の数軒を基本に、家の裏側の
数軒にも挨拶に行き、自治会や町内会の制度の情報を仕入れ、
既に会長さんが選出されているようであれば合わせてご挨拶に
行けば完璧ですね。

一般的に多いのは、１００円～５００円程度の「タオル」か「お菓子」。

お勧めは、『５００円程度の焼き菓子』に、「御挨拶　苗字」を書いた
“のし”を付けたものです。

軒数が多いと出費がかさんで大変な時期ですが、この先のより良い
お付き合いを考えた場合の必要経費と割り切りましょう。

区域や住宅地にもよりますが、概ね１０軒程を見込んで用意すれば
良いと思います。

・挨拶に伺う前に、簡単な手書きでいいので住宅地図を書く
そして、伺った際に、聞いた名前をメモして、帰宅後に書き入れる。

最近は、表札を出していないお宅もあるので、名前を聞くチャンス
でもあります。

また、家族構成などの情報交換をしておくと、子どもの学校の話や
共通話題などが出てくることもあるので、メモを取っておくと後で
助かることがあります。（これも手書きの住宅地図へ）

買い物などのお得な情報を仕入れれるかも知れませんし、周辺の
リーダー格やスピーカーおばさんにも当たるかも知れませんね。

ご近所付き合いが苦手な方もいらっしゃるでしょうが、子どもを含め
家族が地域に溶け込み、明るい生活になるための第一歩と考え
乗り越えてください。

幸せな未来のために

拝

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