子どもへのマネー教育は必要か?電子マネーを考える

公開日:  最終更新日:2017/01/21

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子どもがいくつになればお金のことを教えるべきでしょう?

近年、電子マネーが一般的に広がってきて、マネー教育の
必要性が注目されています。

また、お小遣いは“いくつ”からあげて、“いくら”あげたら
いいのか、悩んでいる方も多いのでないでしょうか。

お金に興味を持った子どもへどのような考えで教育すれば
いいのか、まとめてみました。

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なぜ、マネー教育が必要か?

小さい子どもにはまだ早いと、思われる方もいらっしゃるかも
知れません。

しかし、少子化が進む現代では、両親から以外にも、祖父母・
おじさんおばさん・他の親戚などから、入学・進級・卒業など
以外のイベント事では、親に渡す『お祝い』とは別に、本人へ
“おこづかい”として小額を渡されることも増えています。

特に、お正月の『お年玉』は一度に高額のお金が渡されます。

もちろん「そんなお金は親が引き取り管理しているから大丈夫」
と言われる方もいらっしゃると思いますが、小学生も高学年に
なってくると、自分で高額の欲しいものを買いたくて、親の管理
を嫌がってきます。

しかも、親の時代とは比較にならないほどの大金です。
もしも、金銭感覚がマヒしたまま、自立できない大人に育っては
手遅れになります。

欲しいモノの値段が読めて、お金の勘定ができるなど、お金に
興味を持つようになったときが、マネー教育を始めるときでは
ないでしょうか。
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電子マネー教育のすすめ

電子マネー教育”というと硬いイメージと思われますが、非常に
大事な話です。

さて、冒頭にも話しましたが、近年急速に電子マネーが子ども
にも浸透してきています。

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塾や習い事などに通うためのバスや電車代として、また両親が
共働きのため、コンビニで買うおやつ代として、交通系電子マネー
(カード)を子どもに持たせている家庭が増えています。

「現金を持たせるより安心」の理由が一番多いようです。
しかし、このカードは、コンビニやスーパーなどの商品を何でも
買うことができます。

子どもにとって、このカードは“打ち出の小槌”にしか思えません。

そこで、このカード(電子マネー)の意味を教えることが重要に
なります。

キーワードとしては、お金の出所使い方のルールを決めること。

1.出所を伝える

電子マネーも現金と同じ“お金”であり、お父さんお母さんが
がんばって働くことでいただいた結果であること。

2.ルールを決める

「塾や習い事などに使う交通費だけ」または、「遅くなる時のパン代」
などの使用するルールを決める。

その他にも、「交通費以外は、必ずレシートを親に渡すこと」や
「家に帰ったときは“残金”を報告する」とすれば、重要性を理解
してくると思います。

少なくとも、どんな使い方をしているか定期的な利用履歴をチェック
することは大事ではないでしょうか。

 

お小遣いのすすめ

お小遣いは、いくつからあげればいいのでしょう。

画一的なキマリはありませんが、お金に興味を持った時ではないか
と考えます。

まずは、ひとりで“おつかい”(買い物)ができるかで判断できるのでは
ないでしょうか。

家の近くにコンビニやスーパーなどがあれば、牛乳やパンなどの日頃
から食べ慣れている『一品』を買ってきてと、お金を渡して頼みます。
喜んで行き、お釣とレシートを持って帰れば合格です。
こころから褒めてあげましょう。

では、お小遣いをあげる年齢ですが、毎月のお小遣いは小学生からが
多いようです。
ただし、ここでもルールを決めます。

「こづかい張」をつけること。とすれば毎月の収支への理解と共に、
余ったお金は翌月分と合算でき、重ねることで大きなお金になることが
分かってくれば“貯金”の意味も理解してきます。

 

まとめ

金額については、おやつ代を含むのか、文具代を含むのか、など
ご家庭の事情があるので、いちがいにはいえませんが、あまり高額で
ない方が良い結果になるようです。

どうしても小遣いをあげて欲しいときや、欲しいモノがあるときには、
親と“交渉する”ことも教育のひとつと考えます。

 

親戚へのお年玉、いつまで?

 

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