長崎ランタンフェスティバルで中華を食べたい!
中国の旧正月を祝う春節祭を起源とした、長崎の冬最大の
イベントである「長崎ランタンフェスティバル」が、毎年
2月に開催されます。
これを機に、初めて長崎へ行く方も多いと思います。
そこで、1泊2日程度の旅でも満喫できる楽しみ方をお伝え
します。旅の参考にしてくださいね。
長崎市内散策
スタート地点や可能な時間によって、行き方や寄り道場所も
変わりますが、できるだけ“散策”をメインに考えてみます。
というのも、このランタンフェスティバルの時期、特に土日
はスゴイ混雑で、昼間でも道路や駐車場を始め、ちんちん電車
(路面電車)も大変だということと、わりと観光地が徒歩圏内
であり、歩くことで長崎の地形や歴史などを感じられるメリット
があります。
また、昼間に観光名所を歩くことで地理が理解でき、メインで
ある夜の部ランタンフェスティバルの会場移動がスムーズになり
ます。
《注:以下の時間はあくまで目安です》
1.思案橋
昔からの繁華街にあるカステラで有名な「福砂屋本店」で
焼き立てのカステラを頂きます。(もちろんお土産でも)
タイミングが良ければ最高級のカステラ『五三(ごさん)焼き』
を食べてみてください。おどろきの味ですよ。
ココから少し上がったとこに、昔の花町「丸山」や超有名な料亭
「花月」があります。
《↓徒歩5分程度》
2.中華街
昼間の中華街は、夜とは別の顔を持っているのでいいですよ。
ただし、横浜中華街をご存じの方は、「えっ!これだけ?」と
思われるかもしれませんが・・・
ココでは、お土産重視で回ってみるのもいいと思います。
名産のお菓子では、「よりより」と「一口香(いっこっこう)」
がお勧めです。
昼食としては、地元の方がお勧めする『喜楽園』や『会楽園』、
ちゃんぽん発祥のお店『四海楼』などがありますが、期間的に
並んでいる場合は、そこそこ空いている店でも大きなハズレは
ないと思います。(責任は負えませんが)
《↓徒歩10分程度》
3.オランダ坂
中華街からオランダ通りの風景を見ながら散策します。
途中左手に「オランダ坂」があり、多くの観光客が記念写真を
撮っているので、散策の休憩としても丁度いいので仲間に入り
ましょう。
《↓徒歩10分程度》
4.大浦天主堂
長崎といえば、ここ!というくらい有名な観光スポットです。
入場チケット売場の前付近が写真アングルとしては最高な場所
です。
この先は少々上り坂ですが、お土産屋さんがいっぱいあって、
目移りしますが楽しめます。
私は、名物の「角煮まんじゅう」を食べながらユックリと歩く
のが好きですね。
《↓徒歩5分程度》
5.グラバー園
グラバー通り進み長いエスカレータで上ると、グラバー邸に
着きます。
ここは、広大な敷地ながら素晴らしく手入れが行き届いており
見どころも沢山で、もし歴史に興味がある方であれば、かるく
1日を要します。
6.夜の部へ
暗くなり出したら、いよいよランタンフェスティバルの開始
です。わくわくドキドキをご堪能ください。
なお、グラバー園から一番近い会場は、オランダ坂にある
『孔子廟会場』です。
長崎ランタンフェスティバルについて
「長崎ランタンフェスティバル」について触れておきます。
発症の地でもある「長崎新地中華街」を中心に、湊公園、
中央公園、眼鏡橋周辺、浜んまち会場、浜市アーケード等々
長崎市内の中心部に、約1万5千個もの幻想的でカラフルな
中国提灯(ランタン)や、大型オブジェで街中を彩ります。
開催期間が、毎年異なるのは、中国の春節(旧正月)を現在の
カレンダーに直すと、多少日にちが異なるためです。
さて、土日などの休日の場合は、夜になるとドコの会場も人々で
いっぱい、屋台でユックリどころか近づけないこともあります。
もちろん、中華料理の店も大賑わいで、夕食時は予約なしでは
厳しいのが現実です。
行きたいお店があれば、ダメ元でも出発前に予約の電話を入れ
てみてください。
平日(休日前を除く)であれば、そこまで混んでいませんので
これこそお勧めです。
まとめ
横浜、神戸、と並ぶ3大中華街を持つ「長崎」。
深い歴史と異国情緒を肌で感じる不思議な街を心から楽しめる
イベントです。
ぜひご家族や友人とお出かけください。
拝
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