もしかして味覚障害?原因は?

公開日: 

268468
「どんな料理を食べてもおいしくない!」

「大好きなスイーツなのに甘さを感じない!」

などなど、最新特に“味”を感じない人が増えています

 

私たちが生きて行くための、大きな楽しみである“食”

この食べる楽しみが無くなってしまうと、

仕事や学力などのやる気が低下してしまい、

ひととしての生活全体の質にも影響をあたえます

 

この味を感じない(味覚障害)ことの原因はなんでしょうか?

また、治しかたや予防方法はあるのでしょうか?

スポンサードリンク

味覚障害の原因は?

味覚障害の原因には、さまざまなものが考えられます

例えば、

1.食事によるもの

コンビニのお弁当やファーストフード食品ばかりを
毎日のように食べていたり、スナック菓子をいつも
食べる習慣などにより、亜鉛欠乏症になると、味覚
障害がおこります

2.薬剤によるもの

長期間にわたって、抗生物質、抗がん剤、抗うつ剤
などの“くすり”を服用している場合、亜鉛が尿と
して排出されたり、
亜鉛の吸収が妨げられる場合があります
亜鉛欠乏症になると、味覚障害がおこります

3.全身疾患によるもの

糖尿病、胃腸疾患、肝不全、内分泌機能低下などの
全身疾患からおこる味覚障害もあります

4.口の病気によるもの

口内感染症や舌炎などの“舌(した)”の病気の場合
や、風邪などによる“喉(のど)”の病気で、味覚障
害がおこることもあります

5.こころの病によるもの

ストレス、うつ病、ヒステリーなどの心因性疾患から
味覚障害がおこることもあります

スポンサードリンク

 

 

このように、いろいろな原因が考えられますが、
多くを占めるのが、上記の『1.食事によるもの』です

多くの日本食には亜鉛が少なく、日本人は西洋人よりも
亜鉛が不足がちになると言われています

 

また、現在では当たり前のように加工食品やファースト
フード食品を食べることが定着したため、さらに亜鉛欠
乏症が老若男女を問わず増えていると考えられています

亜鉛の効果とは

では、なぜ“亜鉛”が不足すると味覚障害になるのでしょう

 

味覚には、塩味、酸味、甘味、苦味、うま味の5種類の基本
味があり、食べ物の味は舌にある『味蕾(みらい)』という
花のつぼみのような器官の中にある「味細胞」で味を感じ
とっています

この味細胞は新陳代謝がとても活発で、約10日間で入れ替
わります

この代謝の際には亜鉛が不可欠になりますが、亜鉛が足りない
と細胞の若返りができずに味細胞が老化し、味を感じることが
できなくなってしまいます

 

しかし、この大事な亜鉛は、残念ながら身体に貯めることが
できません

日々の食事から摂取することが重要になるため、亜鉛を含む
食べ物を、意識して摂る必要があります

亜鉛を多く含む食品は

亜鉛は、食品では特に肉類、魚類、穀物に多く含まれています

亜鉛を摂ることのできる食品

牡蠣(カキ)、うなぎ、牛肉(もも肉)、チーズ、レバー
(豚・鶏)、卵黄、大豆、納豆、きな粉、豆腐、そば、ゴマ、
緑茶、抹茶、カシューナッツ、アーモンド、黒米、赤米

などが有名ですが
その他にも

抹茶、緑茶煎茶(一番茶)、玄米茶、ココア、数の子、煮干、
あまのり、てんぐさ寒天、きな粉、カシューナッツ

など、ふつうの食生活に一品加えることで改善できるものが
多いことがわかります

まとめ

人生のなかで大きな楽しみのひとつである“食事”

おいしいものを食べたときの喜びを絶やさないためにも

バランスのよい食事を摂ることを日頃から心掛けたいものです

 

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PAGE TOP ↑