インフルエンザ予防接種、中学生への効果は?

公開日:  最終更新日:2017/01/21

104303
以前から、「予防接種は効果ある?ない?」
と論争がつづいています。

また、最近あるメジャーな新聞に掲載された
『インフルワクチン:乳幼児・中学生に予防効果なし』
の報道は、
その根拠となるデータの食い違いや、結論ありきとの
記事の問題性まで、多くの反対論者で過熱しています。

 

で、結局どーなの?効くの?効かないの?

と、特に高校受験を控えた中学生のママやパパは
困ってしまいますね。

最終的には、各自の判断といわれますが、お医者さまに
よっても、異なる見解では判断のしようがないですよね。

しかも、このだいじなだいじな受験時期。

もしも、受験当日にインフルエンザにかかって、高熱で
会場に行くことさえも出来なかったら・・・

すっごく恐ろしくて不安でいっぱいになります。

複数のお医者さまからの意見を取り入れた結果を
まとめてみました。

スポンサードリンク

インフルエンザ予防接種、中学生への効果は?

結論から先にいうと、

インフルエンザ予防接種を受験生は打った方がいい

しかも、間を開けて2回の接種をお勧めします。

また、同居されているご家族も同時に接種されることを
お勧めします。

 

ちなみに、

以前のブログにも記載しましたが、
【インフルエンザの予防接種は幼児に効く?】

13歳未満は、2回の接種とされています。

しかし、受験生である中学3年生は“15歳”

「1回でいいんだ」

と思うのが普通ですが、

『受験生や渡航予定などの場合は、2回接種も可』
となっていますので、

受験生は、2回の接種をお勧めします。

 

インフルエンザ予防接種の理由は?

お勧めする理由として、

インフルエンザの種類は複数あるため、

その年に流行する予測をして製造された予防接種だから
予測が外れた場合には、結局感染してしまうので、

スポンサードリンク

予防接種の「効果がない」⇒「打たなければ良かった」

と考えてしまいがちです。

 

しかし、インフルエンザの予防接種は、この点を
誤解されている方が多いんです。

 

じつは、

インフルエンザの予防接種の効果の最も重要なものは、

インフルエンザに感染しない、ではなく、

重症化させないことなんです。

もし、感染しても、強い悪寒や動けないほどの高熱、
などの激しい症状を抑える作用の方も重要ではないでしょうか。

インフルエンザの予防接種の時期は?

インフルエンザの予防接種について気になるのが、

“効果のある期間”

特に、
「受験のあるこの期間だけは絶対にかかりたくない!」
とお思いでしょう。

予防接種を受けるのなら、効果がその付近で最大に
なるように持っていきたいですね。

一般的に、インフルエンザの予防接種の効果は、

接種後の2週間めくらいから4・5か月程度と
考えられています。

例年インフルエンザは冬の期間(12月~3月くらい)
に流行するので、目安として11月から12月までに
予防接種を受けるのが良いと思います。

また、前項に

「受験生は2回の接種をお勧めします」

と記載した理由として、

インフルエンザの予防接種の効果が一番高まるのが

2回目に接種した1か月後といわれているからです。

したがって、

一番大切な受験日をターゲットとした場合、

1回目を受験日の8週間前くらいに受けて、
2回目を受験日の4週間前くらいに受ける

このようにタイミングを合わせるようにするのが
理想ではないでしょうか。

ただし、ひとにより持病やアレルギー等の個人差が
ありますので、

“必ず”お医者さまと相談をされて行ってくださいね

まとめ

予防接種もそうですが、やはりインフルエンザに

負けないような体力作りが大事ではないでしょうか

季節ものの野菜や果物をたっぷり摂り、

十分な睡眠と規則正しい生活も忘れないように

しましょうね。

 

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PAGE TOP ↑