目の紫外線対策について
新緑が眩しく感じられる初夏の季節は本当に気持ちイイですよね♪
しかし、紫外線のせいなのか、目が充血して、コンタクト利用者
には、痛くて入れられない方も多くいらっしゃるようです。
そこで、紫外線と目の関係や対策を、できるだけ簡単にお話します。
時期による紫外線
日本は、季節によって太陽が真上に上がってきます。
特に、春から夏にかけての季節には紫外線の量が増加しており、
6月から8月が一番強くなってきます。
また、空気が薄くなる山や、高地など場所は、更に量が増えてきます。
皆さんも体験的にお分かりのように、雪や砂は紫外線の反射が強く、
眩しくて、目を開けられない方もいらっしゃると思いますが、海や
スキー場などの雪山では、この影響が強くなります。
紫外線とは?
今更の話で恐縮ですが、おさらいとして紫外線ってなんでしょうか?
地球上のすべての生き物が、必要としている「太陽光」には、
人が見ること・感じ取れることができる“可視光線”と、それ以外で
光線の波長の長さにより、“赤外線”や“紫外線”があります。
この波長の短い光が“紫外線”になり、更にその中でも波長の長さに
より以下の3つに分類されます。
1.UV-C:オゾンなどの大気層によって吸収され地上には届ない
2.UV-B:大半は大気層に吸収されるが、眼や皮膚に有害なもの
3.UV-A:Bほどではないが、長時間浴びると健康に影響するもの
従って、「UV-B」対策が必要になってきます。
紫外線による目の影響
紫外線が目に入ると、大半は角膜で吸収されますが、一部は水晶体を
通過します。
長年にわたり紫外線を浴び続けることにより、水晶体のタンパク質が
変性して濁ってしまい、「白内障」になってしまうこともあります。
なお、「白内障」は眼の水晶体が濁る病気です。
確かに、白内障の原因で最も多いのは加齢によるものですが、紫外線
による影響もありますので、日頃から注意することを心掛けたいですね。
目の予防策について
目を紫外線からの影響を防ぐためには、以下の方法などがあります。
◆帽子をかぶる(ひさしが広いもの)
◆UV加工の「サングラス」を使う
◆UV加工の「コンタクトレンズ」を使う
サングラスは、色が付いているだけでは紫外線が通過してしまうので、
必ず「UVカット加工」があるものを使用します。
また、コンタクトレンズは、直接眼の中に入れて覆っているので、
実証はされていませんが、UVカット効果はサングラスより高い
ようです。
まとめ
一般的に「まぶしい=紫外線が強い」と混同されていますが、あくまで
まぶしいのは、光量が多いためで紫外線が少なくてもまぶしく感じます。
また、初夏の時期は多少曇っていても紫外線量は多いので、気をつける
必要があります。
できれば、ファッションのひとつとして予防策を取り入れて行きたい
ものですね。
拝
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